嶋こども通信Blog
1人ひとりが主役の運動会② ~運動会~
2025年10月29日
10月4日(土)
前回の『一人ひとりが主役の運動会①』の続きになります。
まだご覧になられていない方は、そちらの方を先にご覧ください。
次の競技は3歳児の親子競技。
親と子で一組になり、宝石さがしに出発です!

宝石にたどり着くまで、川に見立てたゴム紐をジャンプ!
川をうまく飛び越えて・・・

川を渡ったら、葉っぱのネットをくぐり、隠れている宝石を探します。
宝石を見つけると、

「あった~!」
思わず笑顔がこぼれます☆
見つけた宝石は親子で協力して運び、そっと大事に宝箱に入れてゴール!
宝石を見つけた嬉しさ、そして、大好きなお母さん、お父さんと一緒に宝石を見つけることができた冒険あそび、より楽しい気持ちを弾ませていた3歳児の子ども達でした。
そして次は、4歳児と5歳児対抗、毎年恒例の競技親子競技『玉入れ』です。
どちらの組も「負けないぞ!」と気合十分!


今年は、親子に分かれて玉入れを行いました。
1回目はお家の方、2回目は子ども達の順番になります。
ピストルの音でスタート!


「頑張れ!頑張れ!」子ども達の応援にも力が入ります。
大人の番が終わり、次は子ども達の番です。
合図と同時に、子ども達もたくさん入れようと一生懸命、カゴめがけて玉を入れます。
大人も子どもも真剣な表情で競技に取り組みます。


ピストルの音で終了です。
どっちの玉が多いかな・・・
「1、2、3、4、5・・・・・」
青空高く、かごから一つずつ玉を出し数えます。
今年の勝者は・・・
5歳児クラスでした!
「やった~!」、勝ったクラスは親子一緒に大喜び!

白熱した親子玉入れとなりました。
そして、次は最後の競技、5歳児によるリレーです。
日々の練習の中で、励まし合ったり、ときには悔しくて涙したりすることもありましたが、最後まで本気で取り組んでき子ども達。
一生懸命走ること楽しさ、バトンをつなぐことの大切さ・・・
リレー競技からたくさんことを学んできました。
そして、今日いよいよ本番です。

勝負が決まるドキドキや、頑張って最後まで走るぞ!というやる気が子どもたちの表情にも表れています。

インコース、アウトコースをじゃんけんで決めます。
ピストルの音が響きスタート!


みんなでつなぐ『バトン』
落とさないように、「はい!」というかけ声とともに次の人に渡します。


抜きつ、抜かれつの好レース。
周りで見ていた保護者の方々、先生、子どもたもたちの応援にも力が入ります。
最後のアンカーの子にバトンが渡り・・・

ゴール!
今年のリレーは青チームの勝利となりました!
ゴールをした後はウイニングラン。


勝った喜び、負けた悔しさもあったと思いますが、それよりもお友達といっしょに走り切れた喜び、一生懸命走った心地よさからか、子ども達の表情は晴れやかなものでした。
応援していた保護者の方々、先生達からも大きな拍手が鳴りやみませんでした。
すべての競技が終わり、『おわりの会』が始まりました。
最後に行なった『親子ダンス』も子どもたちの「やってみたい!」から実現した運動会の中の競技の一つ。
音楽が始まり・・・


とびきりの笑顔が見られた親子ダンス。


みんなの表情を見ていると、楽しい時間を共有することの大切さを改めて感じた瞬間でもありました。
今年の運動会は、「みんなで作る運動会」という思いのもと実施をしました。
保育者が掲げた目標に向かって練習をさせるのではなく、子ども達が「やりたいこと」に向かって一人ひとりが主体的に取り組んできた運動会。
子ども達も準備の段階から役割を決めて取り組んできました。

ポスターも自分達で貼りました。

応援で使う道具も子ども達の手作りのもの。

司会も事前に、どんなことを伝えるのか、子ども達の意見を取り入れながら一緒に決めてきました。
新しい試みをするにあたり、悩むこともありましたが、運動会での子ども達の生き生きとしていた笑顔、やりきった表情がとても印象的でした。
子ども主体の運動会は、運動会だからといって日々の保育とかけ離れるのではなく、その延長で子ども達の成長、発達が感じられる機会の取り組みです。

新しい試みとなった行事にご理解をいただき、また温かい眼差しで見守っていただきまして、ありがとうございました。

一人ひとりが主役の運動会、たくさんの感動をありがとう!
